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佩楯(はいだて)をつくる

佩楯をつくります。

    膝を守る佩楯(はいだて)をつくります。

   手作り甲冑

    家地を仕立てます。

    家地は単純な形状です。ネット等での画像等を参考に仕立てます。参考サイズはおおむねです。

手作り甲冑

    塗装を終えた佩楯の板札を威し糸で威してつなぎます。

    作例は15mm×80mmの細長い板札を横20枚・縦4段に威した伊予佩楯風で、威し糸を漆で固めたものです。一般的には幅広ですが、緻密感を増すため細札としています。
    作例の威紐は他の部材と異なり幅5mmの平紐です。
    佩楯の板の加工図や威し方はこちら

手作り甲冑

    板部材を威します。

    赤印の部分は家地に通して固定して威し、これ以外は、板部材のみをつなぎます。
手作り甲冑

    これによって膝に沿う柔軟な構造となります。

手作り甲冑
手作り甲冑

    なお、板の重なりは、左が上になるように威します。

手作り甲冑

    「左が上」は左右とも同じです。重なりの方向は左右対称ではありません。

手作り甲冑

    脚に巻く帯の長さ調整にはマジックテープが適しています。

手作り甲冑

    威糸を漆で固めれば、絵柄が描けます。

手作り甲冑