素掛威の威し方

素掛威と耳糸の基本的な威し方
  • 威糸を半分に折り、いちばん上の板の穴に、裏側から威糸を通します。
    威糸は「表が山折」になるよう整えます。
  
  • 草摺の場合は、いちばん下の穴に通します。
  • 止まるまで引き出します。
  • 2枚目の板のいちばん上の穴に裏側から威糸を通します。
  • 2枚目の板が約10mm重なるように引き上げます。
  • 左の威糸を右下の穴に通します。
    菱目は、前面の紐が「右下がり」になります。
  • 右の威糸を左下の穴に通し、四角くなるようにします。
    引っ張りすぎないようにします。
  
  • 各々の威糸をいちばん下の穴から表へ出します。
  • 3枚目の板のいちばん上の穴に威糸を通し、同様に10mm引き上げます。
    以下同様にいちばん下の板まで繰り返します。
  • いちばん下の板の×の威しの処理はこちら
    次にいちばん上の板の両端の穴の裏側から耳糸を通して下へ縫い、余った威糸を切ります。
    草摺の場合は胴とつなぐ揺糸の威しが終ってから耳糸を威します。