自由発想の創作甲冑「掌」です。
サイズも1/2.5スケールです。
形式や決まりごとを正反対に据えた、合掌する女性をイメージした甲冑です。
あえて黒を基調したことで、妖艶さが漂います。
こだわった胸の部分が、掌を取り付けるとほとんどかくれています。
こんなものを作るヤツは、甲冑師の足元にも及ばず、仏師にも相手にされない、ただの助平師かも
佩楯の絵柄は、着用甲冑にもあしらっている「龍」です。
よく見れば、脛当に顔をつっこもうとしているみたいです・・・臭さぁっ!
後ろです。
旗印を取り付ける合当や待受も取り付けました。
左が1/2.5サイズの兜鉢、右が1/21/2サイズの兜鉢です。
できあがった前胴です。ほぼ満足のかたちです
「手」の制作中です。
木を小片を切って、削って、貼って、造型材で修正して・・・長さはわずか約3cmです。
ちなみに、指は割り箸からの削り出しです。
つるつるピカピカの面です。
佩楯の部材づくりです。幅10mm・長さ30mmの部材128枚に1mmの穴を10個の穴をあけました。
全部で1280個の穴あけ・・・挫折しそうになりました
佩楯には、自分でデザインした龍を筆で手描きしました。