ミニ甲冑の主な材料も、着用甲冑と同じように紙や硬質塩ビ板です。
切り取ったファイル紙を重ねておわん型に貼り付けます。
ボンドが乾かないうちにお茶碗のなかに置き、すりこぎでゴリゴリと押さえつけて角をとります。
整形し、筋金の部分にビニールコードを張ります。
塗装し、硬質塩ビ板でつくったしころなどを取り付けて兜ができました。
胴も紙の整形です。
塩ビ板の草摺です。
草摺を取り付けて仏胴ができました。
以上は、ミニ甲冑「い」の部分的な製作記です。
以下は、毛引威(総威)のミニ甲冑の製作記です。
胴の基本部材を硬質塩ビ板で作りました。
3段に穴を空けて、湯で曲げます。
威糸は5mmの正絹平紐です。
前後胴の製作途上です。
前後胴をつないで、胴の基本ができました。
胸板や肩上は硬質塩ビ板と電線の部材に布を張りました。
胴に胸板を取り付けます。
肩上です。
トグルボタンのような「こはぜ」は、プラ板で作りました。
プラ板を切って穴を開け、つまようじに差しこんで塗装中です。
肩上を取り付けました。「こはぜ」も取り付けています。
八双金物は、手芸屋さんで買った菊座を加工しました。
プラ板を切って貼り付け、塗装しました。
胴に取り付けたところです。
塩ビ板を加工し、平紐で威した草摺です。
草摺を胴に取り付けて、胴丸の胴のできあがりです。