手づくり甲冑 翔は 、いままでの製作方法を全面的に変えました。
基本部材は、厚紙を張り合わせ、液体レジンを浸透させてプラチックのように硬化させます。
厚紙を所定の大きさに切断します。
曲げる位置に線を引いて張りあわせます。
ペンチで折り曲げた後に、全面的に液体レジンで硬化処理を行います。
レザーパンチで穴をあけます。
塗装は人工漆です。5~6回の塗装~研磨~塗装を繰り返して仕上げます。
胴も、厚紙で整形してレジンで硬化させ、漆で仕上げます。
2度目の塗装中です。
2回目の塗装が終わりました。
厚紙で成形してレジンで処理し、5回目の漆塗装と研磨を終えた兜です。
厚「しころ」も同様の方法で作りました。
画像ではわかりにくいですが、この兜は天板が目庇板にかぶさった「越中頭形」です。
半頬も同様に作ります。
こうした小物は2つ作って気に入った方を使います。
垂を取り付けて半頬の完成です。
獨鈷の前立は、パソコンで元絵を描きました。
厚紙を切り抜いてレジンで硬化処理したものとプラ板の獨鈷前立です。
兜と半頬ができました。
籠手の手甲や篠、脛当の篠などの部材も同様につくります。
佩楯です。
各部材ができました。漆ならではの光沢です。
完成した手づくり甲冑/翔です。