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はじめに

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参戦記 

参戦記




製作の共通事項

全体に共通する工作方法などのヒントです。項目は以下のとおりです。

塩化ビニールシート加工の方法
紙部材のレジン処理加工の方法
板材の組み合わせの基本
威しの方法
絵革の作成
型紙の入手

手作り甲冑の写真

塩化ビニールシート加工の方法

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手作り甲冑

塩化ビニールシートの基本的な加工方法です。

型紙や定規にあわせ、ユニポスカで線を書き込みます。ユニポスカなら洗えば消えます。

手作り甲冑

線にあわせ、ふつうのはさみで切り離します。

切り口はぎざぎざしているので、#240〜320のサンドペーペーでならします。

手作り甲冑

型紙または「材料や用具」で紹介した「自作の定規」で、穴をあける位置にマーカーで印をつけます。

手作り甲冑

塩ビシートを木板の上に置いて、電動ドリルに木工用のドリル歯を装着しで穴をあけます。

穴の直径は7〜8mm幅平紐で2.5〜2.8mm、9〜10mm幅平紐で2.8〜3.0mm、ですが、威しに使用する平紐の材質によって異なるので、不要な塩ビシートで試します。

 

手作り甲冑の写真 適正な穴径と紐幅のイメージです。
手作り甲冑

穴があけられたら曲げ加工を行います。

沸騰したお湯に少し水を入れ、手がつけられないくらいの高めの温度にして、ゆっくりと曲げます。

最適な湯温は外気温等によって異なりますので、塩ビシートの切れ端で試します。

手作り甲冑

曲げ加工ができたら、ナイロンタワシに台所の中性洗剤などをつけてゴシゴシと洗い、マーカーや穴あけ時のほこりなどを落とします。

洗い終わったら、ほこりがつかないように乾かします。

まず裏面につや消しのスプレー塗料を吹き付けます。

2〜3時間で乾燥するので、次に表面につやありのスプレー塗料の吹き付け、または人工うるしを塗装します。

人工うるしで塗装するときは、塗装が剥離するので、表面を#1000程度のサンドペーパーで研磨してから塗装します。

 
紙の加工方法

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手作り甲冑

紙で部材を作るときは、型紙などにあわせて、木工ボンドで張り合わせます。

曲がった部材の場合は「張り合わせてから曲げる」のではなく「曲げた紙を張り合わせる」が原則です。

曲げた紙を張り合わせると端部がずれるので、はさみで切りそろえます。

手作り甲冑

張り合わせた端部が開いていれば、液体瞬間で補強します。

端部はぎざぎざしているので、必要に応じてパテなどで整形します。

レジン処理を行わない場合は、サンディングシーラーを塗って、#400のサンドペーパーで軽く磨きます。

レジンによる硬化処理を行う場合は、使い捨てのプラスチックカップに液体レジンのA液とB液を等量に入れてよくかき混ぜます。

手作り甲冑

大きめの筆で。混合したレジンの混合液を整形した部材の裏表に刷り込むように塗ります。

レジンが硬化したら、#240〜400番のサンドペーパーで表面を削り、なめらかにします。

白ボール紙を張り合わせてレジンで硬化し、表面を研磨した前胴です。

レジンはすぐに硬化するので、素早く作業を行うこと!

別のプラスチックカップにラッカーシンナーを入れておき、一工程ずつ洗うこと・・・こうしないと、すぐに筆が固まります。

 
板材の組み合わせの基本

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手作り甲冑

板材を威糸で縫うことを「威す」(おどす)と言いますが、この組み合わせは「下段の板が手前」が基本です。

これは兜のしころや大袖、草摺はもちろん、胴の部材の組み合わせも同様です。

手作り甲冑

上の例外として、膝を守る佩楯(はいだて)だけは「下段の板が後ろ」となります。

威しの方法

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手作り甲冑

威糸を穴に通して縫うことを「威す」と言います。これは「緒を通す」が語源だそうです。

画像の大袖の赤色の威糸の威し方は、当世具足などで用いられる「素掛威」と呼ばれるシンプルな威し方です。

両端と下方の柄のある威糸を「耳糸」(みみいと)、いちばん下に横に並んでいる橙色の威糸を「菱縫」(ひしぬい)と言います。

威糸の事前処理と端末処理はこちら
素掛威と耳糸の威し方はこちら
菱縫の威し方はこちら

手作り甲冑

胴と草摺をつなぐ部分を「揺糸」(ゆるぎいと)と言います。

揺糸の威し方はこちら

手作り甲冑

この大袖は「毛引威」と呼ばれる威し方を表現したバリエーションです(手作り甲冑「雲」)。

両端の耳糸の色は基本色と同じとし、菱縫は2段としています。

毛引威の表現は基本的に揺糸の威し方の応用です。
毛引威の表現の参考についてはこちら

手作り甲冑

この大袖も毛引威ですが、耳糸は同じ色、横方向の耳糸と菱縫は省略したバリエーションです(手作り甲冑「地」)。

手作り甲冑

手作り甲冑「地」では、兜のしころと大袖を毛引威、草摺を素掛威としています。当世具足では、このような自由な組み合わせがあります。以下は一例です。

部分 パターン1 パターン2 パターン3 パターン4 パターン5
素掛威 素掛威 毛引威 毛引威 毛引威
大袖 素掛威 素掛威 毛引威 毛引威 毛引威
草摺 素掛威 素掛威 素掛威 毛引威 毛引威
耳糸 同一色 同一色 同一色
(一部柄)
菱縫 なし なし
(一部)
参考 甲冑「天」 甲冑「地」 甲冑「雲」

 
絵革の作成

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甲冑の製作写真

絵革は、パソコンでプリントクロスに印刷して使用します。

絵革の絵柄は、こちらからダウンロードし、ペイントソフトなどで複数を合成してお使いください。

※和風柄の布などの代用は興覚めするので、避けたほうが・・・。

  絵革の絵柄合成サンプル
 
型紙の入手

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Anthony J. Bryant氏が公開されているWebサイト An Online Japanese Armour Manual に型紙の一部が掲載されていますので、参考にさせていただいてください。

※  本サイトは氏の日本甲冑の研究成果であり、商用等でご利用される場合は、必ず氏に事前連絡いただく等のご配慮を願います。

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