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手づくりヒント集

はじめに

材料と用具

製作の共通事項

兜をつくる

胴をつくる

大袖をつくる

籠手/脛当をつくる

面頬をつくる

佩楯をつくる

鎧櫃をつくる

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ミニ甲冑をつくる

 
デジタル図鑑

デジタル甲冑図鑑

参戦記 

参戦記




材料と用具

2009.9.22 

■ 材料や用具の紹介です。
■ 特殊な材料や道具はありません。どれも近くのホームセンターや模型店などで手に入るものばかりです。

基本的な材料
接着剤
造型剤・下地処理剤
塗料
用具
その他

基本的な材料
ヘルメット

工事用のヘルメットです。兜に使います。

素材の色はなんでもいいですが、塗料で着色してあるものや帯シールが張ってあるものは塗った塗料が剥離するので避けます。

ホームセンターなどにあります。

■ 厚手ボール紙

白ボール紙で整形したものに液体レジンを塗布して硬化させる方法の場合に使う紙です。

90cm×60cmの厚手の白ボール紙です。

文房具店やホームセンターなどにあります。

★  胴や面頬など微妙な曲線加工を必要とするものは、塩化ビニール板よりも白ボール紙のレジン加工のほうが適しています。

  できるだけ厚みのある白ボール紙を選んでください。
胴や面頬など微妙な曲線があるものは、

  液体レジンについては、造型剤・下地処理剤の項目で紹介しています。

参考
塩ビシート加工は簡単ですが、胴や胴の一部分など、微妙な曲線がある部分は、紙を整形加工する方法が適しています。なお、本ヒント集では両方の加工方法を掲載しています。

塩ビシートの場合は隙間があいてしまう場合がある。

紙の場合は微妙な曲線加工が可能。

■ プラ板

塩ビシートは最大1mm厚までしか無いので、兜の前立など1mm以上の厚みを必要とする場所はプラパンを使います。

画像は前立に使う1.2mm厚・B4サイズのタミヤ模型製のプラパンです。使う部分で厚さを変えます。

模型店などにあります。

■ 平紐

「威糸」(おどしいと)として使う平紐です。

7mm〜10mm幅の平紐を選びます。

このヒント集で参考図などに記載している寸法等は7mm幅を使用した場合を基準としています。、

菱縫を入れたり脛当の立挙をつくる場合は、橙色も用意します。

手作り甲冑の写真    手作り甲冑の写真

素材は絹とアクリルがあります。見た目はほとんど変わりません。
  アクリル
価格 高い 安い
接着 木工用ボンド ゴム系・瞬間接着剤
毛羽立ち ほとんど無い 毛羽立ちやすい

ネットで「平紐」で検索して購入できます。
モリ株式会社さんでも購入できます。

■ 江戸打丸紐

兜や胴の緒に使う直径8mm前後の丸紐です。

絹は高価なので、アクリルの江戸打紐を使用します。

手芸店などにあります。

■ ビニール被覆コード

兜や胴の端部処理に使う直径2.5mm〜3.0mmのビニール被覆コードです。

こうした部分の表現などに接着して使用します

電機店やホームセンターで切り売りがあるので、硬めのものを選びます。

アルミ板

胴の肩上の裏側に貼り付けて補強に使う、幅30mm厚み2mmのアルミ板です。


長さ90cmのものがホームセンターなどにあります。

六角穴付きボルト

外周が丸いボルトです。内側にある六角穴を六角棒スパナで締付けます。

ボルトという感じがしないので、兜のしころなど目立つところに使うと、少しは「らしく」見えます

径3mmくらいからのものがホームセンターにあります。

■ トグルボタン

長さ5cmの木製のトグルボタンです。「こはぜ」として使用します。


胴や大袖などをつなぐのに使います。14個準備します。
 大袖用 2個/片側×左右 4個
 胴の大袖取付用 2個/片側×左右 4個
 前後胴取付用 2個
 同上ゆるみ止用 2個
 籠手用 1個/片側×左右 2個

手芸店などにあります。

形状が気に入らない場合は、木で自作できます、

■ プリントクロス

甲冑の製作写真

鹿革のような手ざわりで絵革に使用できる特殊紙です。

ネット通販で入手します。

バイリーンクリエイト社製です。
近年は販売していないかもしれません。当社に問い合わせてください。

▼ 接着剤

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■ ボンドG-17

最もポピュラーな接着剤です。

塩ビシートや金属の接着に適しています。

文房具店やホームセンターなどにあります。

■ 木工用速乾ボンド

木工用の速乾ボンドです。

紙や木、布の接着にはこちらを使います。

文房具店やホームセンターなどにあります。

■ 液体瞬間接着剤

液状タイプの瞬間接着剤です。すき間などに流し込んで接着するときに使います。

文房具店やホームセンターなどにあります。

ゼリータイプは適しません。

造型剤・下地処理剤

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液体レジン

ボール紙に塗り、浸透させることによって、ボール紙をプラスチックのように硬化させるために使います。

ウエーブレジンキャストEX 2kg・60硬化タイプまたは120秒硬化タイプを使います。

大型のホビーショップにありますが、ネットショップでも購入できます。

■ ポリパテ

塩ビシートに接着した ビニールコードのすき間を埋めたり、小さな造型に使います。

画像はタミヤ模型製のチューブタイプです。

模型店などにあります。

▼ 塗料

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■ ラッカーシンナー

ラッカーシンナーです。

これは造型剤ではありませんが、ポリパテ作業を行うときに不要なポリパテを拭き取るのに必要です。

画像は模型用のミスターカラーシンナーです。

模型店などにあります。

■ サーフェーサー

ざらついた素材の表面やサンドペーパーで仕上げた材料を塗装する前に吹き付け、表面に平滑な膜をつくる下地剤です。

画像はタミヤ模型製のサーフェーサーです。

模型店などにあります。

レジン部品などを利用した場合はレジン用サーフェーサーを使用します。

■ メタルプライマー

金属部材に塗装するときに塗料の剥離防止のために塗ります。

比較的大きな面積を塗るときには画像のスプレータイプが適しています。ホームセンターにあります。

小さな部分を筆で塗るときは模型店にある小ビンタイプを用意します。

■ 水性スプレー塗料

水性のスプレー塗料です。つやあり」と「つやけし」を用意します。「つやけし」は裏面などの塗装に使います。

アサヒペンの多用途水性スプレーの光沢がきれいです。

水性なので、塗装を失敗しても、すぐなら水で洗い流せます(ただし塩ビシートなどの場合。紙は不可)。、

ホームセンターなどにあります。

油性でもOKですが、水性塗料の上に油性塗料を塗ると水性塗料の膜を犯すので混用は避けます。

冬季などで気温が低いときはスプレー缶内のガスの圧力が下がり、塗料の噴霧が弱くなってツブツブの塗膜になる場合があるので、ぬるめのお湯でスプレー缶を暖めてから使用します。

■ 人工うるし塗料

より美しい塗装を望む場合は水性スプレー塗料ではなく、人工うるし塗料を使います。

初めての方は水性スプレーでの塗装が簡単ですが、できれば人工うるしまたはカシューの筆塗りをお勧めします。

人工うるしまたはカシューは、いずれも塗って乾燥したらサンドペーパーで磨き、再度塗装してサンドペーパーで磨いて・・・を3回以上繰り返すことが基本で、かつ乾燥時間も丸1日必要ですが、深みのある光沢や塗幕の強度は、水性塗料やラッカー塗料の特性をはるかに上回るものです。

最近の作品はすべて人工うるしまたはカシューで、旧作も可能な部分は人工うるしまたはカシューに塗り替えています。

いずれもホームセンター等で入手可能です。使用方法はメーカーの説明書等を参考にしてください。

■ アクリル塗料

タミヤ模型のタミヤカラーです。

黒の場合、アサヒペンの多用途水性スプレーや人工うるし塗料と色調がほとんど同じなので筆塗りや補修に使います。

アクリル塗料なので水性塗料を侵さず、使った筆は水洗いできます。

模型店などにあります。

用具

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■ マーカー

ユニのポスカです。

塩ビシートなどに切り取り線を引いたり穴をあける位置に目印をつけるときに使います。

塩ビシートに書いたユニポスカは、乾いてからでもこすりながら水で流せば消せます。

文房具店やホームセンターなどにあります。

■ 自作定規

塩ビシートなどに穴をあける位置に目印をつけるときの自作定規です・

穴の間隔が10mm単位ならふつうの定規が使えますが、7mmや8mmのときはふつうの定規は使い勝手が悪いので、ファイル紙などに所定の目盛をプリントアウトした自作定規を作ります。

■ ドリル

塩ビシートなどに穴をあけるための電動ドリルです。塩ビシートの穴あけのドリルの刃は木工用です。

アルミ板に穴をあけるときには金属用のドリル歯が必要です。

■ レザーパンチ

厚紙に穴をあけるには、レザーパンチが適しています。

■ 口径が変えられるものがいいでしょう。

■ ハンドリベッター

部材に穴をあけ、アルミのリベット棒を挿し込んで引っ張るだけで簡単に接合ができる道具です。

ボルトの代用や鋲打表現にも利用できます。

必ず必要なものではありませんが、ホームセンターなどで2000円くらいですので参考に…。

ハンドリベッターの使用例はこちら

■ 作業台

ほんまさんには欠かせない自作作業台です。

廃材の木材を組み合わせただけの作業台ですが、楽な姿勢での穴あけ作業はもちろん、天板が狭いので曲げ加工した塩ビシートの穴あけも容易です。

鎧櫃など大物の塗装や乾燥にも重宝します。

▼ 鎧櫃の塗装時のイメージ

その他

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■ パソコンとプリンター

このページをごらんいただいているのは、もちろんパソコンですが、いろんなサイトの甲冑の画像を参考にするには不可欠です。

自作定規の作成などにプリンターがあればなおいいです。

■ お金

気になるのがこれです。「どのくらいかかるのかなぁ…」ということになりますが、材料と塗料などすべて20,000〜30,000円くらいです。

ただし、ドリルとハンドリベッターの購入費は含んでいません。セールなどで3,000円くらいからあります。

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