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手づくり甲冑「地」の製作記

2010.9.29  

■ 硬質塩化ビニール板が主体の手づくり甲冑「地」の製作記です。

手作り甲冑

兜は工事用ヘルメットを加工してつくります。

縁や庇の部分を切り取り、内側のあご紐などもすべて取り除きます。

桃形兜にするため、ヘルメットのカーブにあわせて切り抜いたプラスチック板を貼り付けます。

手作り甲冑

縁には綿の紐を貼り付けます。

手作り甲冑

ファイル紙を重ねてつくった庇(ひさし)を取り付け、造型剤で整形します。

手作り甲冑

水性スプレー塗料を吹き付けます。

乾いたらサンドペーパーで磨き、再度、塗料を吹き付けることによって、いい光沢になります。

手作り甲冑

兜のしころは1mm厚の塩ビシートを切り抜いてつくります。

手作り甲冑

切り抜いた塩ビシートにマーカーで印をつけ、ドリルで空けます.。

威紐の幅が7mmなので、パソコンで7mm定規をプリントアウトして印をつけます。

手作り甲冑

穴があけられたら、熱湯よりちょっとぬるめ(微妙)のお湯に浸し、兜に合わせてカーブをつけます。

成型ができたら、水性スプレー塗料を吹き付けます。表はつやあり、裏はつや無しです。

手作り甲冑

威紐で威し、兜鉢に取り付けます。

手作り甲冑

兜ができました。

手作り甲冑

胴も1mm厚の塩ビシートを帯状に切り、これをつなぎ合わせてつくります。

胴の塩ビシートの切断は、厚紙で胴にあわせた型を作り、これにあわせて塩ビシートを帯状に切り取ります。

これは前胴です。すこし出っぱっています。

手作り甲冑

ボンド(G−17)で張り合わせてから、紐を通す穴を開け、威紐で威します。 これは前胴です。

▼ 威紐を木工ボンドで固めて塗料を塗ると、皮を漆で固めたようになります。

手作り甲冑

胸板は、切り抜いた塩ビシートの縁にプラスチックの丸棒を接着し、パテで成型します。

手作り甲冑

こちらは同様につくった後ろ胴です。

背中のカーブにフィットするように微妙なカーブをつけています。

手作り甲冑

後胴の肩上の部分はファイル紙を4枚張り合わせて整形したものです。

手作り甲冑

大袖や草摺などの板物も1mm厚の塩ビシートを帯状に切り、マーカで印をつけて穴を開けます。

手作り甲冑

お湯で曲げます。

手作り甲冑

水性塗料を吹き付けます。

手作り甲冑

威し終えた大袖です。冠板はファイル紙を3枚張り合わせて整形したものです。

手作り甲冑

威し終えた草摺です。これは後ろの4枚分です。

手作り甲冑

面頬もファイル紙を3枚張り合わせてつくります。

鼻の部分は木の球を半分に切ったものを貼り付けます。

手作り甲冑

造形材で成型します。

手作り甲冑

水性スプレー塗料を吹きつけ、乾いたら磨いて、再度、塗料を吹き付けます。

 これは1回目の塗装後です。まだ光沢がありません。

手作り甲冑

小部品等をとりつけて面頬の完成です。ひげはぬいぐるみをバラしたもの、歯はプラスチック板に金色で塗装しました。

こちらは、イベントなどでの装着用として別につくった半頬です。

手作り甲冑

手作り甲冑

臑当の亀甲もパソコンで縫い目の型紙をつくって、100円ショップのランチョンマットにタコ糸を縫い付け、威紐を威します。

製作過程です。 

手作り甲冑

手作り甲冑 ファイル紙を張り合わせてつくった篠を貼り付けた臑当に取り付けてできあがりです。

ところで、布の部分はミシンを使っているのですか?と聞かれることがあります。

白状すると、布の部分もほとんど木工ボンド接着です‥ミシンが使えるほど器用ではありませんので‥でも木工ボンド裁縫(?)で十分です。

鎧櫃など、その他は「天」と同じ要領でつくりました。

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